伊藤園「JAニッポンエール プロジェクト」へ初参画
執筆者:motoe
伊藤園(社長:本庄大介、本社:東京都渋谷区)は、全国農業協同組合連合会(代表理事理事長:山﨑周二、本所:東京都千代田区、以下 JA全農)が立ち上げた国内農業支援の新しい取り組み「ニッポンエール プロジェクト」における製品の第一弾として、JA全農と共同で開発した「ニッポンエール 宮崎県産日向夏」が6月7日に新発売される。日本の農業就業者は過去20年間で半減し、農業の最前線では高齢化の加速やコロナ禍による販売の伸び悩みといった課題が山積みされているのが現状。「ニッポンエール プロジェクト」は、「全国から届けられる日本産のたべものに、そしてニッポンに、ここからエールをおくろう」というコンセプトのもと、JA全農とメーカーおよび販売先が協力して、国産農畜産物のPRやキャンペーン等を展開し、商品を通じて産地を応援していこうという活動だ。リーフ製品の販売から事業を始め、現在では茶系飲料や野菜飲料などの販売も生業としており、国内農業と密接に関わっている同社は、農業の持続可能性を高めていくために、国産農作物のおいしさや質の高さを広めていきたいという想いをJA全農と共にして、これまでも「毎日の健康茶(ティーバッグ)」「濃い健康青汁(粉末)」の二製品を共同開発し、展開してきたが、今回、農業・農畜産物支援の姿勢をより強力なものとし、より大きな輪への広がりを目指すJA全農からの呼び掛けに応え、「ニッポンエール プロジェクト」への最初の参画企業として、JA全農と共同で「ニッポンエール 宮崎県産日向夏」を開発。同商品は、日向夏のスッキリとしたおいしさとさわやかな香りが楽しめる清涼飲料水(果汁1%)。全国的な知名度が低い日向夏を栽培する生産者が、おいしい日向夏を作り続けていけるように、本製品を通じて日向夏ファンを広げ、生果の販売拡大にもつなげていきたいとしている。500gペットボトル、希望小売価格140円(税抜)。