キリン「 氷結®ブランド6月単月販売数量」過去最高

      執筆者:motoe

キリンビール(社長:布施孝之)は、今年で生誕20周年を迎え、大幅リニューアルを実施した「氷結®」ブランドが好調で、6月単月の販売数量が前年比112%となる約370万ケースで着地し、2001年の発売以来6月単月では過去最高を記録した。また、1-6月では、RTD市場全体が前年比106%で推移する中、同ブランドは前年比108%となり、市場を上回った。同社では、好調の要因を①リニューアルした「氷結® シチリア産レモン」の購入率がリニューアル前と比較して全体で約140%と伸長する中、ビール類ユーザーは約160%と大きく伸長し、「氷結®」ブランドの好調をけん引したこと、②同社が実施した「氷結® シチリア産レモン」に関する調査で、約9割の人が「これまで飲んだレモンチューハイの中で一番おいしい」「今飲んでいるものから置き換えたい」と回答。リニューアル前と後の飲み比べにおいても約9割の人が「おいしくなった」「搾りたてのようなレモン感を感じた」と回答し、味に対して圧倒的な支持を得られたこと、③果汁を搾汁した後、清澄化して渋味・雑味を取り除き、氷点下で凍結させ、まるで搾りたてのようなおいしさを実現。5月中旬から放送を開始した新TVCM「青い人篇」では、俳優・高橋一生さんと女優・真木よう子さんが出演し、おいしさの秘密を印象的に表現し、「氷結®」のおいしさへの期待感・納得感を高め、消費者の「飲んでみたい」気持ちを喚起したことなどと分析している。