<コンビニ創業戦記『鈴木貞夫言行録』>(第61回)

      2022/09/08  

第7章・(株)ミトリズ時代(その3)

『最近の読書録シリーズ』①

<デビット・A・シンクレア著『LIFE SPAN』(老いなき世界)を読んで>(其の1)

          ―-東洋経済新報社刊・(税込み・2640円)・

――「健康寿命120才超え」を目指す旅①――

1・読書の動機

私も米寿を超えて、幸いにも健康寿命を維持できているが、最近の世情では、いつ何が起きるか分からず、「天命がいつ尽きるか分からない」という心境でもあるが、お陰様で高血圧以外には格別の持病もないので、これからも「自分に出来る貢献は何か」を考え、エリクソンの提唱した「ジェネラリビティ」を求め続けている。

今年の正月であつたか、毎日新聞日曜版の書評欄を読んで本書を知り、すぐさまアマゾンに注文して、夢中で読み始めた。

帯封にあるフレーズ「誰もが人生120年時代を、若く生きられる!」に心を揺さぶられ、強く惹き付けられたからである。

最先端生命科学の専門的用語や世界中の研究者の研究成果などが多く紹介されており、読み終えるのに半年以上の時間がかかったが、今も少しずつ読みかえして、理解する様に努めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

2・著者・デビット・A・シンクレアの人物紹介

  著者はオーストラリア出身の生命科学者で50歳、現ハーバード大学医学部・大学院・遺伝学教授、老化生物学研究センター共同所長などの他、科学誌「エイジング」の共同主幹や、複数のバイオテクノロジー企業の共同創業者でもある。

2014年には「タイム誌」による「世界で最も影響力のある100人」の一人に選出されたという。

今や、「老化の原因と若返りの方法に関する研究」で最もよく知られる世界的に有名な科学者であり、バイオ起業家でもある。

3・内容の概略

全体のフローと各章のテーマとキーワードを著者の言葉で紹介したい。

序章は、「いつまでも若々しくありたい」という著者の願いから始まる。

著者は、物心ついた頃から、人が何故年をとるのかを知りたいと思い、老化の根源を30年近く追い求めてきたという。

老化は、生命の数10億年にわたる複雑な生物学的進化のプロセスであり、探求の道程は多くの困難に遭遇し、諦めたくなる日もあったが、粘り通して『老化の情報理論』にたどり着いたという。

第一部「私たちは何を知っているのか」(過去)では、

第1章・老化の唯一の原因

第2章・弾き方をを忘れたピアニスト

第3章・万人を蝕む見えざる病気

の三章構成で、何故老化と云う現象が生物に備わったのかについて、生命の誕生から振り返り、それが著者の主張する『老化の情報理論』で、どう説明できるかを見ていきたい。

「何故老化と云う現象が生物に備わったのか」について、新たな視点から切り込み、『老化の情報理論』を通じて、「老化」はありふれた病気であり、積極的に治療することが出来ることを示したいという。

第二部・「私たちは何を学びつつあるのか」(現在)では、

第4章・あなたの長寿遺伝子を今すぐ働かせる方法

第5章・老化を治療する薬

第6章・若く健康な未来への躍進

第7章・医療におけるイノベーション

の四章構成で、現在あるような老化に「終止符を打つ」ために、すぐにでも出来る対処法や現在開発中の新しい医学療法を紹介する。

これらを用いれば、老化を遅らせ、食い止め、あるいは逆転させるのも夢ではないことを示す。

第三部・「私たちはどこへ行くのか」(未来)では、

第8章・未来の世界はこうなる

第9章・私たちが築くべき未来

の二章構成で実際に老化を治療できたら、未来はどうなるのかを、様々な角度から考察し、健康寿命が120歳まで延びて、病気や体の不自由に苦しむことなく、長く暮らせる社会を実現するにはどうすべきかを提案する。

只の寿命ではなく、健康寿命が延びて、病気や体の不自由に苦しむことなく、長く暮らせる世界の実現である。

「老化は避けて通れないと定めた生物学の法則など存在しない」のだという

終章・「世界を変える勇気を持とう」では、

長い健康寿命を謳歌できる人生は既に射程圏内に入っている。

今世紀に入って、この研究分野では様々な解明が大きく進んだのだ。

世界は変わろうとしている。

いやむしろ、人間とは何かを定義しなおす時だというべきかもしれない。

何故なら、これは一つの革命の幕開けであるだけでなく、新たな進化の始まりでもあるのだから。

次号(其の2)では、以上の『老化の情報理論』の「過去」「現在」「未来」のそれぞれについて、

要点を抜粋して紹介したい。

 

鈴木貞夫年譜」2022年度第3四半期

 7月  1日・朝礼

     5日・朝礼

       ・役員MT

       ・経営会議

     8日・創立記念日

    12日・朝礼

       ・PJMT

       ・フードボイス月例会(学士会館)

    13日・中計勉強会

    14日・役員ヒアリング

    15日・上期報告会

    20日・朝礼

       ・役員MT

       ・経営会議

    26日・朝礼

       ・役員MT

    28日・取締役会

   8月  2日・朝礼

       ・PJMT

                    ・役員MT

       6日・ワクチン4回目接種

     8日・新宿海上診

     9日・朝礼

       ・役員MT

             16日・朝礼

    23日・朝礼 

       ・アカウント戦略会議

       ・部門長会議

    24日・コンサル学習会

    26日・取締役会

    30日・朝礼  

       ・部門長会議

       ・経営会議  

                    以上

(次号は、『鈴木貞夫言行録第62回」」を掲載いたします。)

――<バツクナンバーは『鈴木貞夫プロフィール「目次と索引」』を検索してください。——