伊藤忠食品「夏新しい食のトビラ、をテーマ」夏季展示会

      執筆者:編集部

伊藤忠食品(大阪市、岡本均社長)は7月14日、15日の2日間、夏新しい食のトビラ、をテーマに「FOODWAVE 2022OSAKA」夏季展示会をインテックス大阪で開催した。展示会背景として、食品市場は時代とともに経済・社会環境(老齢化、人口減少、小規模世帯、パンデミック)、消費環境(節約志向、量から質/・嗜好のパーソナル化)、業界環境(労働力不足・デジタル化のシフト)など大きく変化しており、スーパーマーケットなど小売業では顧客確保、売り上げアップから、これまでにない新しい形でのトビラを開く、方向に進んでいる。こうしたなか消費者のニーズに合わせた価値ある商品提案、企画を如何にトライしていくか、がこの展示会の狙いでもある。出展企業は食品/165社、酒類/52社、業務用/31社、デリカ業務/3社、日配・チルド/20社合計271社、招待者は6000名となった。会場はスーパーマーケットでのお客の流れを意識して明るく、飽きの来ない蛇の目の流れを作りなど工夫が凝らされていた。企画ゾーンはDELISH KITCHIN、加工食品、デリカ・業務用、日配、道の駅、スハラ食品、サスティナビリティ、来店宅配、酒類、ギフト・ECの10企画からなり、DERISH KITCHINはエブリーと協業し、「だれでも美味しく簡単に作れるレシピ」というコンセプトで、動画メディアを活用したサイネージを展開していた。冬眠市場ギフトコーナーでは「美味しいものを、一番おいしい状態で」をコンセプトに、新しい冷凍技術を使った冷凍機が紹介されていた。