キユーピー「ベビーフード<にこにこボックス>」刷新

      執筆者:motoe

キユーピー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長執行役員:髙宮満)は、「にこにこボックス」から、新容量90gセットと1食分の鉄分が取れるセットを新たに発売するとともに、シリーズを刷新し、全20品のラインアップで新発売。9月8日から全国出荷を開始する。本シリーズは、1箱に主食とおかずが1個ずつ入ったレトルトカップ入りのベビーフードで、レンジ加熱ができて、外箱は「パペット」や「トレー」としても使える点などからも好評を博してきた。同シリーズはこれまで、月齢7カ月から12カ月頃を対象に60g×2個セットで商品を展開してきたが、「赤ちゃんの成長に合わせて容量を増やしてほしい」という要望が多かったことから、今回、月齢9カ月頃と12カ月頃の高月齢向けに新たに90g×2個セット14品を発売。月齢9カ月頃は60gと90g、2つの容量展開で、成長に合わせて選択することを可能とした。また、保護者を対象にしたキユーピーの調査によると、乳幼児の食事で「不足していると感じる栄養素」の1位は「鉄分」だったことから、鉄分に対する意識の高まりを受け、「1食分の鉄分」が取れる5品を新たに発売。ベビーフードへの鉄分配合は、味に影響を及ぼしやすいという課題はあったが、今回発売する5品は、特許出願中の技術により、1食分の鉄分を配合しながらも、おいしく食べやすい味わいに仕上げられている。さらに、同シリーズは、カップを取り出した外箱に手を入れ、動物のイラストをパペットのように動かすことで、赤ちゃんとのコミュニケーションや「もぐもぐ」「かみかみ」とかむ練習を促すのに役立つ工夫もされているほか、今回新たな動物のイラストも加わり、シリーズ全20品でそれぞれ異なる動物のパペットが楽しめる。また、カップ容器入りベビーフードは、持ち運びやすさや移し替え不要なことから、外出時の利用が多いカテゴリーだが、コロナ禍におでかけ需要が減少した中、同シリーズは「車の中で食べさせるのに便利」「笑いながら家で楽しく食育できる」と新しい利用場面も想定でき、シリーズ刷新を機に、日常使いも含め、利用シーンを限定しない幅広い提案を行うことで、ライフスタイルや環境の変化に合わせたさまざまな食事シーンのサポートを目指すという。