日生協「10月供給高100、4% 5ケ月ぶり前年超」

      執筆者:編集部

日本生活協同組合連合会(代表理事会長:土屋敏夫)は全国65主要地域生協の2022年10 月度の供給高(売上高)を発表した。それによると総供給高2366億4900万円(前年比100.4%)、内店舗755億9000万円(同101.9%)、宅配1556億1900万円(同99.4%)、宅配のうち個配1150億2700万円(同99.8%)、その他供給高 54億3800万円(同107.3%)となり、5か月ぶりに前年をクリアした。4月100.7%、5月100.4%、6月96.4%、7月97.7%、8月99.5、9月98.0、累計98.8%。10月の店舗は物価高騰による点単価上昇などで前年比101.9%、7カ月ぶりに前年超えとなった。水産品を除くすべての部門で前年を上回り、9月下旬は値上げ前の駆け込み需要による伸長がみられた。宅配は前年比99.4%で、5カ月連続の前年割れとなったものの前月度に比べて割れ幅は改善した。衣料品・住関品の伸長に加えて、酒の値上げ駆け込み需要などにより客単価は上昇した。