伊藤園「とろり緑茶が食品コンクールでW受賞」
執筆者:motoe
伊藤園(社長:本庄大介、本社:東京都渋谷区)が昨年発売した、おいしく手軽に飲めるとろみ付き緑茶飲料「とろり緑茶」が、第62回「ジャパン・フード・セレクション」グランプリ、また、第8回「介護食品・スマイルケア食コンクール」(後援:農林水産省)審査委員長賞を受賞した。同商品は、ダマが無い均質で安定した薄いとろみ付けと、カフェイン少なめによるやさしい設計に仕上げた、おいしく手軽に飲めるとろみ付き緑茶飲料。高齢者を中心とした加齢に伴う嚥下機能の低下による食べ物や飲み物が誤って気管に入ってしまう誤嚥が起こりやすくなっており、“とろみ”が付いた食品が注目されているが、消費者がとろみ剤を使用して均質にとろみ付けすることが難しく、手間や時間がかかるといった課題があり、同社ではこの問題を解決する製品づくりにこだわったという。キャップを開けて注ぐだけで利用できることや、冷やしても温めても利用できること、介護等の現場のニーズに即したパッケージデザインなどが受賞の要因。