食品開発展で味覚と香り分析について肥田氏講演

      執筆者:編集部

食品の4大テーマである健康、美味しさ、安全・品質、フードロングライフに関わる専門展示会「食品開発展」(主催インフォーマ マーケッツ ジャパン)が10月4日~6日まで東京ビッグサイトで開催されるが、その記念セミナーに「味分析と香り分析~客観的データを活用した商品の特徴の見える化とデータ活用法について~」(Taste analysis and aroma analysis ~Visualization of product features using objective data and how to use the data~)ユーロフィンQKEN営業部 法人営業課おいしさコンサルティンググループ主任肥田崇氏による講演が行われる。過去、食品業界では年に何本かのヒット商品が生まれていたが最近はとんとその声を聴かない。企業にとって商品開発は企業存続の生命線であり、成長のカギでもある。そうしたなかでヒット商品の声を聴かないのはさみしいものだ。なぜヒット商品が生まれないかは講演に託すとして、一つポイントを挙げると味覚音痴が増えていることだ。加工食品の氾濫で消費者、開発者の味覚レベルが相当下がっていることだ。何が旨いのわらない人が増えている(不味いのはわかる)。肥田氏はこうしたなか味を科学的に分析する方法を採用、味覚向上に取り組んでいる。商品開発者にとって一度、聞いていても損はない。講演日10月4日(水) 15:00 ~ 15:20 PM会場。https://hijapan.info/about