日本アクセス「設立30周年業務用展示会」

      執筆者:編集部

日本アクセス(服部真也社長)は9月13日、「日本アクセス設立30周年業務用展示商談会」を東京ビッグサイトで開催した。今回のテーマは創像と挑戦、人手不足・フードテック、価値変容への対応。コロナなどから5年ぶりの開催となり会場はようやく明るさが戻ってきたという安堵感であふれていた。今回の展示構成は主催者企画として日本アクセスの30年の軌跡をパネル展示、歴代社長がパネルで出迎えするパフォーマンスや江戸、明治、大正、昭和の各時代の食文化が紹介された。メーカーブースでは業務用メーカー121社が出展、新製品や一押し商品などの売り込みに熱を入れていた。業務用市場はコロナな発生から大幅な落ち込みを見せており、転廃業者も少なくない。こうしたなか外食産業の支援企画が目じり押しで同社の意気込みが感じられた。業務用管掌松本和宏常務取締役執行役員は「人手不足など食品業界共通の課題を解決するのが先決、5年ぶりの展示商談会で業務用市場の活性化を目指したい」、また、この五年間で業務用売り上げが1080億円拡大した、と述べた。来場者はスーパーバイヤーなど3200名。