キリン「東京ビッグサイト」の自動販売機を切り替え
執筆者:shirai
キリンビバレッジは、2024年4月から東京ビッグサイトに設置している自動販売機73台に使用する全ての電力をグリーン電力に切り替える。今回、各自動販売機の稼働に必要な3年分の電力量に相当する175,200kwh分の「グリーン電力証書」を取得することで、3年間で合計79tのGHG排出量を相殺する。キリングループは2020年2月に策定した「キリングループ環境ビジョン2050」において、「気候変動を克服している社会」を目指し、「バリューチェーン全体のGHG排出量をネットゼロにする」という長期目標を設定しており、2022年には食品企業として世界で初めてSBTネットゼロの認定を取得。また長期目標の達成に向けた中期目標として、2030年までに2019年比でグループ全体のGHG Scope1とScope2排出量合計50%減、Scope3排出量30%削減を掲げている。キリンビバレッジにおいても、Scope3の削減目標に寄与すべく、GHG排出量の削減に取り組む自動販売機の設置先を中心に「グリーン電力自動販売機」の提案を進めていく。