加藤産業「パラダイムシフト時代に向けた展示会」
執筆者:編集部
加藤産業(本社;兵庫県西宮市・代表取締役社長:加藤和弥)は9月11日~13日の3日間、神戸国際展示場(神戸市中央区)で2124年128回加藤産業グループ秋季総合展示会を開催した。テーマは「流通を最適ソリーユション」。出展メーカーは常温、菓子216、低温97社、酒類103社、合計416社。来場者は全国の主要得意4900名。2023年業績は既存店ベースで102.6%、全店ベースで103.7%の伸びとなった。今回の展示会は入口にカラフルな暖色系の秋季展示会横断パネルを飾るなど各所に工夫を凝らした。会場は入口に加藤産業のオリジナルブランド「カンピーのコーナー」を設け、KATO提案ストリートと相乗効果を持たせた。加藤提案ストリートを展示会場の中心に位置づけ「ソリューション」コーナーとKATOオリジナルの販促提案、デジタル提案のヒント、卸機能の強化の方針に基づき、ソリューションコーナー、デジタル推進室コーナー、体験コーナーなど幅広いコーナーを展開し関心を引いた。このほか加藤産業とメーカー10社との協働企画による季節の連動したタイパ商品開発、ラフスタイルに寄り添った商品開発、消費者のトレンド情報企画、消費者と店舗を結ぶSNSによる販促方法、デジタル、ID POSデーター活用運用方法、働き改革関連法によるドライバー物流「2024年度問題」などの事例をパネル掲示した。体験コーナーではキーコーヒーの26品の中から1品チョイス、キーコーヒーの社員にハンドドリップしてもらう体験や。ハウス食品グループギャバンのコーナーでは、カレーを作る時に必要な香辛料6種(クミン、カルダモン、コリアンダー、ターメリック、シナモン、レッドペッパー)をブレンドし、コーンに味付けする香りの体験などを行った。