コメダ「パン残渣を活用した食品リサイクルループ」構築

      執筆者:motoe

全国にフルサービス型の喫茶店を展開するコメダ(本社:愛知県、代表取締役社長:甘利祐一 、グループ店舗数:1057店舗<2024年10月末時点>)は、農林水産省、環境省ならびに厚生労働省による食品リサイクル法に基づく「再生利用事業計画」の認定を取得。愛知県内の3つのパン工場から排出された約60tのパン残渣を、食品循環資源として鶏の飼料にリサイクルし、養鶏に使用、養鶏場にて生産された鶏卵をお客様に提供するリサイクルループを構築した。食品リサイクルループとは、食品関連事業者、再生利用事業者、農林漁業者等が連携して、食品廃棄物を飼料にリサイクルし、その飼料を使用して動物や野菜などを育てる循環モデル。今回の認定された食品リサイクルループでは、食品関連事業者であるコメダの勝川・幸心・第三3つのパン工場から出るパン残渣を食品循環資源とし、再生利用事業者にあたる中部有機リサイクル(本社:愛知県名古屋市)が飼料化し、農林漁業者等にあたるクレスト(本社:愛知県小牧市)が養鶏に利用、同社により生産された卵が愛知県内の一部のコメダ珈琲店にて客様に提供。パンから生まれ変わった鶏卵は、主にコメダ珈琲店の代名詞ともいえる「選べるモーニングサービス」で提供されこととなる。