明治「ザバスがインフォームドプロテイン認証」取得

      執筆者:motoe

明治(代表取締役社長:松田 克也)は、プロテインブランド「ザバス」が、英国LGC社の国際的な認証プログラム「インフォームドプロテイン認証」を2024年11月に取得したことを発表した。「インフォームドプロテイン認証」は、国際的なサプリメント認証のリーディングカンパニーである英国LGC社による、「たんぱく質の量」に関する国際的な認証プログラム。同プログラムでは、製品ラベルに表示されている「たんぱく質の量」に対し、実際に製品に含まれている「たんぱく質の量」を測定し、表示の信頼性を検証するとともに、生産および品質管理プロセスの評価も踏まえて認証を実施。さらに、認証後も市場で販売されている製品を毎月ランダムに検査・分析し、認証された製品を継続的に評価するというもの。プロテイン市場は伸長しており、2023年のプロテイン市場金額は、2013年比で約7倍となっているが、製品に記載されている「たんぱく質の量」の正確さは、世界各国で疑問の声もあり、信頼性の高いたんぱく質量の測定は、長年にわたり市場で求められていた。LGC社の報告では、調査対象となった複数のプロテイン製品のうち、26%(※4)の製品はラベルに記載されているたんぱく質量を下回っているという。同社では、製品購入者に対し「たんぱく質の量」に対して信頼を担保するとともに、安全・安心で高品質な商品を届けるため同認証を取得したとしている。