伊藤忠食品「2025年3月期決算 増収増益」
執筆者:編集部
伊藤忠食品は4月30日、2025年3月期連結決算を発表した。それによると売上高6993億6900万円(前年比4,0%増)、営業利益85億500万円(同11,0%増)、経常利益112億8300万円(同22,4%増)、当期利益82億400万円(同24,3%増)の増収増益となった。岡本均社長は「スーパーマーケット、ドラックストアー向け取引拡大、外食、業務用需要の増大が売り上げをけん引した。利益面では低重心経営の徹底で経費の改善が進んだ」と説明した。商品別売上高はビール類1545億8400万円(同0,2%増)、和洋酒1163億1400万円(同9,4%増)、調味料・缶詰1167億7100万円(同16,6%増)、嗜好品・飲料1751億8600万円(同25,0%増)、麺・乾物504億8600万円(同4,9%増)、冷凍・チルド293億4600万円(同5.6%増)、ギフト321億2700万円(同△4,3%)となった。業態別構成比はGMS・SMが4,3%増に比べ百貨店は△7.9%と大幅な落ち込みとなった。