「第10回⽇本の⾷品輸出EXPO」商談盛況
2025/07/18 執筆者:編集部
⽇本最⼤級の⾷品輸出専⾨展「第10回"⽇本の⾷品"輸出EXPO」が2025年7⽉9⽇〜11⽇の3⽇間、東京ビッグサイトで開催した。同展示会は海外展開を⽬指す⽇本の⾷品企業と、世界中のバイヤーが⼀堂に集まる国際的な商談展⽰会。今回は国内の輸出商に加え60カ国以上のバイヤー3,000名が来場した。⽇本政府は農林⽔産物・⾷品の輸出額を2030年に5兆円とする⽬標を掲げており、2024年の輸出額は1.5兆円を超え、12年連続で過去最⾼を更新した。出展企業は食品関連企業で雑貨なども含めて700社となった。会場では世界中のバイヤーと出展者が熱心な商談を行い、名刺交換する姿が見られた。中でもインドの水牛チーズを扱うメディア・バックオフィスは商品が珍しいこともあってバイヤーから注目を集めていた。「インドの水牛で作ったモッツアレラチーズ。今回初出展で反応の大きさに驚いています。業務用を中心に販売計画を立てていますが、要望によってOEMや家庭用販売も考えています」(東京都 渡邉堅一郎社長)とPRに務めていた。このほかハラール・ヴィーガン・サステナブル⾷品や地⽅企業の北海道の乳製品、九州の焼酎、瀬⼾内の海産物など地域資源を活かした⾷品などが出展していた。