ロイヤル「需給調整プラットフォーム構築PJ」発足
執筆者:motoe
ロイヤルホールディングス(本社 : 福岡県福岡市、代表取締役社長 : 阿部正孝)、Goals(本社 : 東京都港区、代表取締役社長 : 佐崎傑)、双日食料(本社 : 東京都港区、代表取締役社長 : 小泉豊)およびデリカフーズ(本社 : 東京都足立区、代表取締役社長 : 小林憲司)は、ロイヤルグループが展開する外食事業の店舗において、食材在庫の最適化および食品ロス削減を目的とした「需給調整プラットフォーム構築プロジェクト」を共同で発足しました。同プロジェクトでは、ロイヤルグループが展開する「ロイヤルホスト」および「天丼てんや」において蓄積された、AIによる需要予測データを物流領域に応用する実証実験を通じて、食品のサプライチェーン全体の在庫最適化と食品ロス削減を目指し、ロイヤルグループが取り組むサプライチェーンマネジメント改革に、「食品産業の、ロスをなくす。」をミッションに掲げ、AIによる需要予測でDXを推進するGoals、流通全体のデマンドチェーンマネジメントにより物流業務の効率化を推進する双日食料、そして青果物の調達・加工・供給における専門性を活かし、実運用現場における需給調整や品質管理の役割を担うデリカフーズの4社が連携し、食品産業全体における価値創出と持続可能なフードサプライチェーンの実現を目指すというもの。同社では、本プロジェクトにより、各店舗の食材在庫が過剰に滞留することなく、より新鮮な状態で商品として提供できる体制を確立。AIによる需要予測を活用し、必要な量の食材を適切なタイミングで仕入れることで、食材の鮮度管理がこれまで以上に向上させ、消費者にはよりおいしく、品質の高い商品を安定して提供することを実現。また、在庫管理や物流の無駄を減らすことで、店舗運営の効率化にもつながり、こうした取り組みの積み重ねが、消費者へのよりよいサービスや価値の提供につなげていくとしている。