2026年キリンビール堀口社長新春会見
2026/01/24 執筆者:編集部
2026年キリンビールの新春記者会見が1月15日、ベルサール八重洲で行われた。今年は10月までにビール、発泡酒、第三のビールの酒税が54.25円に統一される。ビールの消費は微減を続け、ノンアルコールビールの需要が伸びてきた背景には、消費者の嗜好変化と、価格への敏感さが関係していた。酒税の統一は、キリンビールの製品戦略にどのような変化をもたらすのだろうか。キリンビールの堀口英樹代表取締役社長は記者会見冒頭、お酒のイノベーションによって<お酒の楽しみを広げる価値創造>と、キリンの製品開発とブランド育成への強い思いを語った。2026年酒税の一本化を機会にキリンビールの製品構成はどのように変化するのか。マーケチング部今村恵三執行役員は、ビール類のさらなる魅力化として、一番搾りのラインナップ強化。注目すべきは、発売以来3.8億本突破を達成し、ビールライトユーザー40%の支持を得た<晴れ風>の展開だ。昨年4月からわずかの間に20,000店の飲食店導入を達成し、本年も<晴れ風ACTION>として飲食店支援は強化される。1月製造品からはリニュアールされた晴れ風が、春の店頭を活性化させることだろう。ビールの魅力強化にはもう一つ<本麒麟>が秋にはリニュアール発売され酒税統一後のビール需要巻き返しの一役を担う。酒税が上がることになるノンアルコールやRTD(Ready to Drink)では、人気の<氷結シリーズ>発売25周年の大型施策を、<グリーンズフリー>のさわやかリフレッシュ感をさらに強化しリニュアール。<ラガーゼロ>の500mlの市場導入によるブランド育成強化。低アルコールの消費者動向に一石を投じるRTD<華よい>の果実味とすっきり感そのままに、4月装い新たに市場導入していく。今年も、お酒を楽しむシーンを様々に彩る、キリンビールのリニュアール、新商品に大いに期待したいものだ。(野村憲之)