農水省、宮城県の農業用排水路の瓦礫処理工事に着手
執筆者:編集部2
農林水産省は、宮城県において農業用排水路の瓦礫処理工事に着手し始めた。農水省は、東日本大震災による津波で農地・農業用施設に堆積し、湛水排除の支障となっている瓦礫について、これまで、舟入川樋門、枝川・釣川樋門他4箇所の排水樋門周辺で除去している。今回、瓦礫除去工事が実施された地区は、宮城県の名取川地区(名取市・岩沼市)3件と(排水路3870m)亘理・山元地区(亘理町・山元町)3件(排水路16650m)で、それぞれ5月下旬まで(50日間)の予定で農業用排水路の瓦礫を除去する。今後も、岩手県の三陸海岸地域や福島県相馬市をはじめ、関係県・市町村と調整を行いながら災害復旧事業等を活用し、順次瓦礫処理等の工事に着手する。