日清オイリオとキッコーマン、クランベリー高濃度果汁の健康効果を発表
執筆者:編集部
日清オイリオグループ(株)とキッコーマン(株)は、長年にわたりクランベリーの研究を続けており、両社の提案するクランベリー高濃度果汁の摂取は、寝たきりの患者やストーマ(*)患者などへの尿臭軽減作用に大変有益であることから医療機関では高い評価を受けている。さらにこのたび、UTI共同研究会と、日清オイリオグループ(株)、キッコーマン(株)の共同研究において、女性が罹りやすいといわれている膀胱炎のうち、再発を繰り返す患者に対して、泌尿器科専門医師による大規模な臨床試験を日本ではじめて実施し、クランベリー高濃度果汁の尿路感染症の再発防止効果を確認した。この結果は、第99回日本泌尿器科学会総会(4月21日~24日、名古屋国際会議場)で発表する。(* ストーマ:消化管や尿路の疾患などにより、腹部に便又は尿を排泄するために増設された排泄口のこと)