サントリー、グルコサミン他で関節痛緩和を確認

      執筆者:編集部

サントリー健康科学研究所は、順天堂大学の監修のもと、グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸(サメ軟骨抽出粉末)、ケルセチン配糖体の組み合わせが、ヒトの膝関節の痛みを緩和することを明らかにした。膝関節に痛みがある成人男女40名に対し、グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、ケルセチン配糖体含有食品(以下、被験食品)摂取群20名とプラセボ食品(グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、ケルセチン配糖体を含まない同一形状の粒)摂取群20名の2群に分けて実験を行った。その結果、歩行時の痛みについて、プラセボ食品摂取群と比較して被験食品摂取群で有意に改善がみられた。変形性膝関節症の悪化に伴う痛みの増加、歩行障害などを改善することが期待される。この結果は11月18~19日の第38回日本関節病学会で発表された。