味の素、タイ洪水被害で操業停止していた3拠点の操業を月内再開
執筆者:編集部
味の素(株)は、タイ国における洪水による浸水のために操業を停止していた、味の素グループ会社の5拠点のうち、工場敷地内への浸水はないものの所在地区の被災により操業停止していたパトンタニ県の3拠点の操業を、月内に再開すると発表した。また、アユタヤ県のタイ味の素カルピスビバレッジ社(Ajinomoto Calpis Beverage(Thailand) Co., Ltd.)は工場の浸水被害のため操業停止中だが、バーディー工場ならびに同国内委託加工工場によりすでに代替生産を実施している。同じくアユタヤ県のタイ味の素冷凍食品社(Ajinomoto Frozen Foods(Thailand)Co.,Ltd.)も工場の浸水被害のため操業停止中だが、タイ味の素ベタグロ冷凍食品社ならびに味の素ベタグロ・スペシャリティフーズ社により、すでに代替生産を実施中。また、タイ味の素冷凍食品社が所在しているハイテク工業団地は11月末日には排水が完了する見通し。