マルマン「業務用西京味噌キャンペーン」実施
執筆者：編集部
鍋物シーズン到来で、味噌の需要が高まっている。創業１２０周年のマルマン（株）では伝統的な技を使った西京味噌はじめスタンダードな赤味噌、白味噌など大々的にキャンペーンを始めた。西京味噌は原料である米・大豆を現地で直接選び抜き、大豆１０に対して西京味噌の甘みの素となる米の配合割合を２０～２５にしている。一般的な大豆と米の配合は、大豆が１０、米が１５というのが平均的だが、味噌のうまみを増すため米の配合率を大幅に高めた。そのため水産品、畜産品など、どの素材にもマッチするという逸品で、味噌業界では第一号となる食品安全マネジメントシステム国際規格「ISO22000」を取得、原料から製品化までの生産履歴を明確化し、生産履歴提示の依頼にも素早い対応が可能となった。また、異物混入の問題防止には工場内設備をステンレス化するなど積極的な設備投資を行っている。こうした中、コスト削減をしたいという業務用ユーザー向けに、一般流通に比べ３０%以上の割引価格を提供するという西京味噌が登場、話題を集めている。西京味噌の甘さの素であるお米を２０割使用し、原料を現地、直接調達する事により、コストを抑えた。むろん、水産加工品など安心して利用できる「西京漬け・西京味噌使用」と表示が出来る商品。