タキイ「増税後 家庭の食卓意識アンケート」
執筆者:編集部
タキイ種苗(代表取締役社長:瀧井傳一)は、2014年4月1日の消費税8%への増税から約1年が経った今、「家庭の食卓」に関する意識はどう変化しているのかを調べるため、20~50代の既婚女性219名を対象にアンケート調査を実施した。今回の調査では、まず、「消費税増税から約1年が経過、現在、家計に影響を受けていると思いますか」との問いに「受けている」との回答が9割(93,2%)を超え、さらに、「消費税増税に伴い、食費を減らしましたか」との問いには、なんとすべての人が「減らした」(100%)と回答し、消費税増税は、家庭の食卓や家計に大きな影響を及ぼしていることが浮き彫りとなった。ほとんどの家庭で食費を削減している状況の中で、「消費税増税後でも、食費を削らない(いつもと変わらない)食品」について聞いてみると、やはり主食として欠かせない「米・パン・麺類(53、0%)」が第1位となった。次いで第2位は「野菜類(43、4%)」、第3位は「肉類(32,44%)」、第4位は「魚類(23、3%)」と続いた。一方、健康志向の高まりからか、「野菜類」に使う食費は減らさない家庭が多い。そこで、「消費税増税後に、よく買うようになった野菜」を聞いてみたところ、第1位は「もやし(52、1%)」で半数以上を占めました。第2位は「キャベツ(37、0%)」となり、どちらも手頃な価格で手に入るのが人気の要因。以下、第3位「たまねぎ(26、5%)」、第4位「にんじん(23、3%)」、第5位「大根(21、9%)」、第6位「じゃがいも(20、5%)」、第7位「白菜(18,77%)」と続き、安価で定番、どんな料理にも汎用性の高い野菜が上位に並んだ。また「消費税増税によって食材の保存に関する意識は高まりましたか」との設問には、「高まった(36、5%)」・「やや高まった(46、5%)」を合わせて、8割以上の人が節約のために「食材の保存」を意識していることがわった。