サッポログループ「事業所内保育所」をオープン
2016/12/09 執筆者:motoe
サッポロホールディングス(株)と(株)ポピンズは、恵比寿ガーデンプレイス内のサッポログループ本社棟地下1階に、内閣府が行っている子育て支援制度である「企業主導型保育事業」を活用し、「コンソーシアム型」(複数企業向け)事業所内保育所を2017年4月1日にオープンする予定だ。 同グループにおいて、ダイバーシティ推進は重要な人事戦略の1つであり、あらゆる多様性を尊重し、多様な発想・考え方を有する人財を認め活かし、一人ひとりの能力が最大限発揮できる環境の整備は必須の課題。特に同グループのサッポロホールディングス(株)、サッポロビール(株)、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)においては、女性従業員の51%(2016年11月1日現在)が20-30代である等、今後ますます育児期従業員の増加が想定される中、さらなる活躍の支援のため、主として「地 元の認可・認証保育所が空くまで」の期間の保育を可能とする「事業所内保育所」を設置することとしたという。実現にあたっては、グループ企業横断で実際に保育園の利用経験のある育児期女性を中心としたプロジェクトチームを組み、アンケー トやヒアリング等、従業員の声を活かすべく活動。また、「コンソーシアム型」にすることで、サッポログルー プ内にとどまらず、恵比寿ガーデンプレイスタワーに入居するテナント企業の育児期社員の支援につなげると同時に、地域の待機児童対策として渋谷区民の利用も可能とした。渋谷区とサッポログループは本年10月に「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定(S―SAP)」を締結しており、「次世代育成に関する支援」「多様性社会(ダイバーシティ)の実現に関する啓発活動への支援」など8項目において協働した支援活動に取り組んでいる。施設の設置・運営は、数多くの保育所運営の実績をもつ(株)ポピンズが担当。サッポログループで取り扱っているレモンなどを使用したオリジナルの食育等も検討しており、シナジーを活用しながら、当グループならではの特長の出せる保育所を目指すという。
【施設概要】●所在地:恵比寿ガーデンプ レイス内 サッポログループ本社棟地下1階●開園日:2017年4月1日(予定)●面積:47.37坪●定員:25名程度(同グループ・恵比寿ガーデンプレイス内企業・渋谷区合計)●対象年齢:0歳(生後57日目以降)~未就学児●設置・運営:(株)ポピンズ●開園時間:月~土●基本保育時間:7:30~18:30、延長保育時間:18:30~19:30