メルシャン「キム・クロフォード」赤白ワイン 新発売

      執筆者:shirai

メルシャンは2月27日より、ニュージーランドのワイナリー「キム・クロフォード」から「キム・クロフォード ソーヴィニヨン・ブラン」(白)、「同 ピノ・ノワール」(赤)を全国で新発売する。日本におけるニュージーランドワインの輸入数量は、2016年全体の1%未満と小さいものの、10年で約2.5倍に増えるなど拡大しており、今後、需要が高まることが期待されている。「キム・クロフォード」は、ニュージーランド・オークランドでクロフォード夫妻が1996年に創業。瞬く間に評判となった同ワイナリーは、1998年にはアメリカへの輸出を開始。さらに、2000年にはマールボロの最先端のワイナリーを借りうけ、ブドウ畑を購入し規模を拡大し、創業からわずか20年で、アメリカで最も売れているニュージーランド・ワインブランドに成長。現在は、国内外の数々の賞を受賞し、ニュージーランドを代表するワイナリーの1つとなっている。今回新発売となる「キム・クロフォード ソーヴィニヨン・ブラン」(白・12.0%)は、マールボロの240の異なる区画から収穫した「ソーヴィニヨン・ブラン」から醸造されたワインの中から、120種を厳選し、ブレンドすることで、青リンゴやピンクグレープフルーツ、トロピカルフルーツを思わせる爽やかな酸と果実のジューシーな味わいと香り高さを実現させた、多様な個性を持つバランスの良い辛口の白ワイン。「キム・クロフォード ピノ・ノワール」(赤・13.0%)は、南島の冷涼な地域であるマールボロとセントラル・オタゴ産の涼しい夜か早朝を選んで収穫したピノ・ノワールを使用したワインをブレンドすることで、美しい赤色、赤い果実のアロマ、熟したダークチェリーのような深みのあるエレガントな味わいを実現させた、奥行きを感じる赤ワインとなっている。いずれも750mlびん、オープン価格での発売。同社は今後も、高品質なワインを日本のユーザーに提供することで、ワインの持つ多様な魅力をお伝え、さらなる市場の活性化を図る。