ファーマフーズ「2018年度農芸化学技術賞」受賞
2019/02/08 執筆者:motoe
ファーマフーズ(本社京都市、代表:金武祚)が取り組んできたGABA(γ-アミノ酪酸/Gamma Amino Butyric Acid)に関する研究が、2018年度「農芸化学技術賞」を受賞。3月15日に名古屋市で開催された日本農芸化学会において受賞講演を行った。今回の受賞は、当社が長年に渡り一貫して研究を続けてきたテーマである「GABA」について、①GABAを高生産する乳酸菌の発見及びその大量生産技術基盤の確立、②GABAが持つ抗ストレス・リラックス・睡眠などの生理機能研究、③研究結果に基づいて市場開拓することによりGABAの出荷量世界一を実現したことの3点が高く評価されたもので、業績論文表題は「GABAの生産技術の確立と高機能食品の市場開発」。GABA(γ-アミノ酪酸/Gamma Amino Butyric Acid)とは、植物や動物の体内に広く存在する天然アミノ酸のひとつで、興奮を鎮め、気持ちを落ち着かせる抑制系の神経伝達物質であり、血圧上昇抑制や抗ストレスなど、さまざまな作用が期待できるもの。通常は体内での合成により十分な量が保たれるが、食品の成分として1日10~100mg摂取することで血圧低下やストレス緩和、睡眠の質改善に期待できると注目を集めている。