モスバーガー「独立支援制度 サンライズシステム」導入
執筆者:motoe
モスバーガーを展開するモスフードサービス(代表取締役社長:中村栄輔、本社:東京都品川区)は、新年度となる4月より独立希望者向け採用・教育制度「サンライズシステム」を導入。独立希望者を採用し、3年間という短期間で加盟店オーナーに育成・輩出してい くことで、チェーンの若返りを促進するという。 今回導入する同システムは、オーナーとして独立することを前提に、将来の独立 希望者を採用・教育する支援制度で、入社後3年を目途に、該当社員が独立する際には、200万円の加盟金を50万円に減額し、開業資金の補助として100万円を支給。店舗取得についても、独立時の資金状況に合わせて、「一括買取型」、「分割買取型」、「レンタル型」の3タイプから選択が可能だ。 入社後は、当社の 100%出資店舗運営子会社であるモスストアカンパニー(代表取締役社長:松川高広、本社:東京都品川区)に出向し、店舗で経験を積みながら、各種研修を経て、経営者として必要なマインドを学んでいく。2018年度中に5名の独立希望者の採用、2022年度までに40人の独立希望者の採用を目指す。
同チェーンは創業から46年が経ち、加盟店オーナーの平均年齢は59歳となっており、スム ーズな事業承継による若返りは重要な経営課題であり、10数年前より取り組んでいる次世代向け オーナー研修も2015年には大幅に見直しを行い、強化することで、新たなオーナーの育成を促進してきました。加えて、2016年には、社員独立制度をグループ会社まで広めることで、全社一丸となって課題に取り組んでいる。今回の制度導入により、さらに積極的に次世代オーナーを獲得し、チェーンの成長力を高めていきたいとしている。