滋賀県茶業会議所「近江の茶」最高級の統一銘柄商品発売

      執筆者:shirai

滋賀県茶業会議所は、県南部で主に生産されている銘茶、「近江の茶」のから本年度生産の統一銘柄商品を9月15日の解禁日に発売を開始する。統一銘柄商品とは5月に県内生産者で収穫されたお茶の中から、品質鑑定のプロが集まって審査を行い、厳選した原料だけを使用した高級茶で、毎年、旨味を増すための熟成期間を置き、販売開始を9月15日と定め、この日を解禁日として県内の茶専門店等で一斉に発売されることとなっている。今回発売されるのは、茶葉に最適な気候条件のもとで今年収穫された一番茶の中から、選び抜かれた原料だけで製造され、高貴な香りと深みのある味わいを持った「極煎茶・比叡」と、摘み取り前の新芽に覆いをして光を遮り、渋みを少なく旨みを増した滋賀県産「かぶせ茶」の中から、選び抜かれた原料だけで製造された「琵琶湖かぶせ」の2品。2018年は厳冬や乾燥により一番茶の生育が心配されていたが、春先の気温上昇によって順調に生育した。せん茶、かぶせ茶ともに揃いが良く、生葉管理、製造等の技術向上も相まって、夏を越し熟成されてさらに旨味を増し、深い味わいのお茶に仕上がっている。■「極煎茶・比叡」(きわみせんちゃ・ひえい)/「琵琶湖かぶせ」 ■【販売解禁日】:平成30年9月15日 ■【販売価格】:「極煎茶・比叡」60g入り1,080円/「琵琶湖かぶせ」100g入り1,080円(いずれも消費税込みの価格)