国分グループ本社「シンガポールで物流の合弁会社」設立
執筆者:motoe
国分グループ本社(本社:東京都中央区、代表取締役会長 CEO:國分勘兵衛)は、シンガポールの Commonwealth Capital Pte Ltd(本社:シンガポール、代表者:Andrew Kwan、以下「CCPL」)との間で、 シンガポールにおける低温食品物流事業を展開する合弁会社の設立に関し合弁契約を締結しことを発表した。同社では、第10次長期経営計画において海外事業の「基幹」事業化を掲げており、アセアン事業はその柱の一つとなっている。中でもシンガポールは経済発展に伴い食品物流の高度化が加速する有望な市場あり、また、 アセアンエリアにおける交通、経済、物流、情報等の中心地であることから、同社グループが事業展開しているマレーシア、ベトナム、ミャンマーのアセアン事業の中核地と位置づけ進出を計画。 一方、CCPLは、シンガポールにおいて製パン・精肉・デリカ・アイスクリーム等の食品製造事業、パス タチェーン、ベーカリーチェーン等の外食事業、並びに低温食品物流事業等、食品のバリューチェーン構築を中心に多角的な経営を行っている企業グループであることから、 今般、物流事業に関する効率化・高度化による一層の企業価値向上を目指す同社と合弁会社を設立し、 シンガポールにおける低温食品物流事業を共同で進めていくことで合意したという。 同合弁会社は、CCPL 傘下で低温食品物流事業を展開する Commonwealth Food Services Pte Ltd(以下、 「CFS社」) より物流事業の移管を受け事業を開始(移管後の CFS 社は CCPL グループの 不動産管理部門として事業を継続)。その後、CCPLグループの事業運営ノウハウと同社グループの物流運営ノウハウを融合し、シンガポール国内の外食事業者・小売事業者等の物流業務を受託することで事業拡大を目指していく。 【会社概要】■商号:Commonwealth KOKUBU Logistics Pte Ltd ■所在地:シンガポール ■事業内容:低温食品物流事業(保管・配送・納品)■資本金:10,001,400 シンガポールドル( 当社による出資・株式引受後) 事業移管日:2018 年12 月1日 出資比率: CCPL70.0% 国分グループ本社 30.0%(※ 当社による出資・株式引受後)■売上高:29,287 千シンガポールドル(2017年12月期)(CFSの2017年12月期売上高)