メルシャン「2019年度 日本ワイン事業説明会」

      執筆者:編集部

メルシャンは5月23日、2019年度ワイン事業方針について記者会見を行い、長林道生社長は「ワインの未来を作り続けてきたメルシャン、これからもすべての領域でイノベーションを起こします」と挨拶、なかでも日本ワインは市場活性化の鍵、販売の拡大、消費推進に全力を投入しますと語った。日本ワインの代表的銘柄シャトー・メルシャンはJAL国際線ファーストクラスに採用されるなど前年比143%と大幅な伸びを見せており、日本ワインの品質、評価をけん引している。こうした中、今年度はさらにグレードアップをはかるため、ブドウ産地の整備を進める一方、世界ワイン市場への輸出、インパウンドを見据えたWebサイトの英語版など新設する。このほか、国際的評価を高めるために国際コンクールでの受賞を目指す。メルシャンマーケティング部長前田宏和部長は「シャトー・メルシャンの価値向上を目指すため9月21日、長野県にシャトー・メルシャン椀子ワイナリーをオープンします」と発表、ブドウ栽培からワイナリー造りまで公開する初のブティックワイナリーとなる。