キリン「防犯活動に関する協定書」を深谷市などと締結

      執筆者:shirai

キリンビバレッジは、深谷市、埼玉県深谷警察署、埼玉県寄居警察署と「防犯活動に関する協定書」を10月28日に締結した。同協定書は、深谷市の「安全で安心なまちづくり」の実現に向け、地域の防犯活動や防犯広報活動に相互に協力することを定めたもの。その一環として同社は「みまもり自動販売機」の展開と防犯意識向上に向けた啓発活動を行うことで、深谷市の安全、安心に貢献していく。「みまもり自動販売機」とは独自開発の小型カメラを内蔵した自動販売機で、2018年7月より西新井警察署とともに開始し、2019年9月で設置台数は30台に到達。約1年間で、西新井警察署への画像提供を複数回実施し、地域の防犯に貢献してきた。今回は警察署に加えて、全国で初めて行政(深谷市)と取り組み、公園などの公共施設含めた防犯上適切なロケーションに「みまもり自動販売機」を展開していく。近年、深谷市では、「子どもに対する声かけ事案」の認知件数が増加傾向にある中、同社は、通学路や子どもの集う公園を中心に「みまもり自動販売機」の展開を進めることで、深谷市の「地域の防犯活動」の取り組みに協力していく。また、防犯意識向上に向けた啓発活動では、深谷市の「登下校時の見守り活動」の一環として、自動販売機の投入商品を運ぶトラックなど同社社用車に「こども110番の車」ステッカーを貼り、走行することで、見守りの目を増やし、地域の犯罪抑止力を高めることに貢献する。