9月6日付けボージョレーワイン委員会プレスリリース
執筆者:編集部
収穫公示を待つ間、ぶどう畑の衛生状態は非常に良好、ボージョレーで2010年の収穫が間もなく始まる。最初の収穫は、もっとも早熟の区画で、9月13日に始まる。「最初の一歩」が9月中旬となり、2010年は2009年や2007、2003年といったかなり早熟であった年よりは晩熟のようだが、過去50年の平均並みに位置する。このため2010年は、栽培カレンダー上はクラシカルな年と考えられる。約3週間にわたり、収穫作業者たちがガメイとシャルドネ (AOCボージョレーとAOCボージョレー・ヴィラージュのぶどう畑は白ワインも造っている) が植えられた狭い畝をにぎわす。醗酵室や醸造所では、この欠くことのできない収穫作業者たちの到着の準備を行っている。ボージョレーは、フランスの中でも手摘みでの収穫が義務となっている畑の一つだからである。気候は、シーズンの始めは例年よりも寒かったが、この数週間は素晴らしい天候が続いたおかげで、ぶどうの成熟が進んだ。ぶどう畑の衛生状態も良好である。2010年ヴィンテージについて、表現をするのはまだ早い。10月の最初の試飲で、ワインが表現され、この新しいヴィンテージを形容すべき言葉が生まれるであろう。2010年のボージョレー・ヌーヴォーの解禁日は11月18日(木)です。(原文のまま掲載)