ニップン「グループ初の海外冷凍食品工場」竣工

      執筆者:motoe

ニップングループの「NIPPN(Thailand)Co.,Ltd.」(取締役社長:齋藤浩二)は、同社プレミックス工場に隣接し、かねて建設を進めていた冷凍生地製造工場を竣工した。同社は、2006年に設立し、食の多様化が進む変化の激しい事業環境の中、時代の要請に応じてプレミックスを安定的に供給し成長を続けており、販売会社の「Nippon Flour Mills(Thailand)Ltd.」(1996年設立)とともに、タイ国及び周辺国において積極的な活動を展開、事業の拡大を図ってきた。これまでの事業活動から、今後、プレミックスに加え、冷凍生地に十分な市場性を見込めると判断し、今回の工場新設を推進。ニップングループは、海外においては、米国にパスタ工場、中国およびタイ国にプレミックス工場を有しており、今回新設の工場は、同社グループとして初の海外冷凍食品工場となる。同グループでは、国内外において成長が見込まれる分野に積極的な設備投資を行っており、2020年10月に福岡工場プレミックス工場、11月にニップン冷食伊勢崎工場冷凍食品第 2 工場がそれぞれ竣工し、さらに、インドネシアにおいても、プレミックス工場の新設を進めており、今後も、変化する事業環境に対応し、食品事業、海外事業の強化・拡大を一層取り進めていくとしている。【NIPPN(Thailand)Co.,Ltd.冷凍生地製造工場概要】■所在地:タイ国パトゥムターニー県 ■延床面積:2,036 ㎡ ■投資金額:8億円 ■製造品目:冷凍生地 ■生産能力:1,300トン/年 ■竣工:2020年11月