国分「中国の物流会社上海恒孚物流」子会社化
執筆者:編集部
国分グループ本社(本社東京都中央区、代表取締役会長兼CEO國分勘兵衛)は、7月8日、中国の物流会社上海恒孚物流有限公司(本社中国上海市、董事長荻野司)を完全子会社化した。国分グループは、中国全土に向けたバリューチェーンの構築・強化を目指しており、卸売事業・物流事業を柱としたビジネスの拡大を進めている。今回持分法適用会社である恒孚物流を完全子会社化することで、中国における事業展開を加速させる。恒孚物流は上海・北京に大型3温度帯物流センターを保有し、主要都市を結ぶ幹線物流機能を具備している。配車車両にはGPSを搭載し、運行管理、温度管理等を行い、日本レベルの物流サービスを提供、国分グループの潍坊三慧物流有限公司と連携し、広州・深圳を中心とした「華南エリア」、成都を中心とした「華西エリア」への物流事業の拡大をはかる。また、国分グループの卸売事業会社各社との連携により、日系・中系小売業、外食チェーンへ物流提案の強化、日系メーカーとの協業を進めていく。本社所在地中国上海市嘉定区馬陸鎮申霞路33号第2 幢、倉庫業務(保管・加工・包装等)及び配送業務、資本金17,352,199人民元、董事長荻野司、設立2008年12月4日、売上高56百万元(2020年12月期)、従業員数118名(2020 年12月末時点)、物流拠点上海、常温2,000㎡・冷蔵1,000㎡・冷凍5,000㎡・定温2,000 ㎡、北京 常温2,500㎡・冷蔵600㎡・冷凍3,200㎡ 、持分譲渡日2021年6月16日。