キリン「酸化防止剤無添加ワイン」包装技術賞受賞
執筆者:shirai
キリンホールディングスのパッケージイノベーション研究所は、環境に配慮したパッケージとして、「メルシャン おいしい酸化防止剤無添加ワイン用軽量ペットボトル」を開発。この成果が評価され、6月3日に日本包装技術協会が主催する「第46回木下賞 包装技術賞」を受賞した。 パッケージイノベーション研究所は包装容器を専門に開発しており、これまで、ビール瓶(リターナブル)の軽量化、アルミ缶の「缶ぶた」の縮径化、国内最軽量の2Lペットボトルなど、環境に配慮したさまざまな容器を業界に先駆けて開発してきた。今回受賞した「メルシャン おいしい酸化防止剤無添加ワイン用軽量ペットボトル開発」は、従来の34gから29gに5g軽量化した、メルシャン史上最軽量となるワイン用の720mlペットボトル。メルシャンは、自社で製造・販売する720mlペットボトル商品の全てにこの容器を採用することで、年間で約83トンのPET樹脂削減と、約286トンのCO2排出量削減を見込んでおり、これにより、持ち運びなどの利便性の向上と同時に、環境に配慮した経済活動にも貢献する。業績表題:メルシャン「おいしい酸化防止剤無添加ワイン」用軽量ペットボトル開発、受賞名:第46回木下賞 包装技術賞、発表日:2022年6月3日(金)、受賞者:キリンホールディングス