キリンビール「2025年度一番搾りなど事業計画」

      執筆者:編集部

キリンビールは1月16日、2025年事業方針記者発表会を行い、堀口英樹社長は「人口減少、物価高、酒類市場の縮小などビール市場をめぐる環境は年々、厳しくなっている。一方、酒類事業者としての社会的責任を求められる中、いかに成長していくか大きな岐路に立たされている」と述べた。同社の昨年販売実績はビール類1億1180万箱(前年比1,9%減)、RTD5340万箱(同5,8%増)、洋酒類278億円(同5,1%増)、ノンアルコール330万箱(同2,5%減)となったものの主力ビールである「一番搾りブランド」は前年比1,9%とクリアした。また、昨年新発売した「春れ風」は当初の目論見を大きく超えた。2025年度目標はビール類前年比+-0、RTD+6%、ノンアルコール+12%、洋酒+6%と設定、主力の一番搾りは+2%。新商品では4月15日、発売予定の一番搾りホワイト」に期待が込められている。「こんなビールがあったんだ」をキャッチコピーに苦くて飲みやすい 小麦のうまみを引き出した新しい美味しさを追求している。RTDでは氷結、本搾り、華よいなど既存の商品育成を主体、クラフトビールでは「みんなと共に日本のビールの新たな100年をテーマにクラフトビールのすそ野を拡大してく。