森永乳業「流動食ラウンド輸送」開始

      執筆者:shirai

森永乳業は日本通運、JR貨物、日本石油輸送と共に「流動食モーダルシフト推進協議会」を結成し、盛岡・仙台~神戸間で31フィートスーパーURコンテナを用いた鉄道によるラウンド輸送を7月1日から開始した。往復とも同一荷主によるラウンド輸送は日本初。森永乳業盛岡・神戸工場で製造された流動食を、日本通運が運送を担い、日本石油輸送の高断熱コンテナを使い、JR貨物が百済・大阪貨物ターミナル駅と仙台貨物ターミナル駅間を定期運行する。従来空だった復路のコンテナを有効活用し、安定的で効率的な往復輸送を実現。CO₂排出量は年間約184t削減を見込み、国交省の総合効率化計画および緊急対策事業にも採択されている。