キユーピー「仙川キユーポートを開設、本社機能仮移転」

      執筆者:編集部

kyu-pi-honnshaキユーピーは東京都調布市の旧仙川エ場跡地に研究開発機能とグループのオフィス機能をあわせもつ「仙川キユーポート」を10月に開設する。また、東京都渋谷区の本社機能を仮移転し、2015年末頃までに現本社所在地に本社ビルを建て替える。キユーピーは首都圏に点在するグループ17事業所のオフィス機能を仙川に集約し、業務の効率化をはかる。研究開発や品質保証機能を融合し、安全・安心のものつくり一層向上させ、商品開発のスピードアップをはかる。建物は地下1階、地上5階建てで、外壁はキユーピーマヨネーズの網目模様を連想させるx型アウトフレームを使用。六角形の外周と三角形の内周をあわせもち、人の動線を考えた造形は、従業員同士のコミュニケーションの活性化を意味する。更に、各階にコミュニケーションェリアを設けるほか、オフィスと研究開発のフロア事業所間の壁を取り払うなど、働き方の変革エ夫も施している。