【11月号】小金井市恒例、江戸東京野菜料理教室

      執筆者:編集部2

小金井市では、毎年春と秋の2回、江戸東京野菜を使ったフェアを開催している。今年は、春の「お花見弁当フェア」が東日本大震災により中止となったが、秋は11月19日(土)~12月4日(日)まで「秋の黄金丼フェア」として開催された。

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このフェアは、小金井市内の参加42店舗が、江戸東京野菜を使ってオリジナルの丼を作り、お客さまに食べていただくもので、年々参加店舗やお客さまも増えている。なかなか盛況を博している。そのフェアのイベントの一環として、一般市民向けの「江戸東京野菜料理教室」が開催されている。私は毎回講師として参加させていただいている。今回は、丼フェアなので、江戸東京野菜を使った丼をメインに3品ご紹介した。

メニューは、「江戸東京野菜の炒めちらし丼」「江戸東京野菜入り三色なます」「東京長かぶのみぞれ汁」の3品で、オプションで、「馬込三寸人参の葉っぱのふりかけ」「大蔵大根の葉っぱの佃煮」をご紹介した。

 参加された方々には「どれも、江戸東京野菜の持ち味を味わうには、とてもよかった」と、ご好評を得た。

 今回は、「江戸東京野菜の炒めちらし丼」のレシピをご紹介する。

●   江戸東京野菜の炒めちらし丼 

<材料>4人分

・東京長かぶの葉200g ・しんとり菜200g ・馬込三寸人参60g ・干し椎茸2枚

・ロースハム100g ・卵4個 ・バター10g ・サラダ油小さじ2 ・ごま油小さじ4 ・塩少々

・こしょう少々 ・焼き海苔1/2枚 ・いりごま(白)少々 ・ご飯4杯分

<作り方>

1. 東京長かぶの葉としんとり菜は、良く洗って1.5cm長さに切る。馬込三寸人参は、良く洗って皮つきのままみじん切りにする。

2. 干し椎茸は、水で戻してみじん切りにする。卵は溶き卵にする。

3. ロースハムは、1.5cm角に切る。

4. フライパンにバターとサラダ油を熱し、溶き卵を入れてふわっとした炒り卵にし、器に取る。

5. 同じフライパンにごま油を熱して、馬込三寸人参、干し椎茸、東京長かぶの葉、しんとり菜、ロースハムの順に入れて炒め、全体に油がなじんだら卵を戻して、塩・こしょうで味を調える。

6. 4と温かいご飯を混ぜ、どんぶりに盛ったら、焼き海苔を細かくして載せ、その上にごまをふる。

★    2012年1月15日(日)NPO法人ミュゼダグリ主催江戸東京野菜講座

  詳しくは、NPO法人ミュゼダグリHPをご覧ください。http://www.musee-d-agri.org/

☆酒井文子の江戸東京野菜レシピバックナンバーは、                                                こちら→https://fv1.jp/blog_sakai/backnumber.html

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☆    酒井文子の東京食材deクッキングは、

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☆ 江戸東京野菜通信「大竹道茂の伝統野菜に関する情報」は、                                          こちら→ http://edoyasai.sblo.jp/ 

☆ NPO法人日本食育ランドスケープ協会「心と体にやさしい野菜アレンジ」
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