亀田製菓「おもいやり災害食認証制度」認証マーク取得

      執筆者:shirai

亀田製菓は11月8日、健康ビジネス協議会が運用する「おもいやり災害食認証制度」に基づく認証マーク第1号を取得した。
同制度は災害時に被災者の健康を思いやり、食品の栄養や食形態に配慮された災害食を認証する制度として6月26より開始した。
1.商品のたんぱく質含量が通常の同種の商品の含量の50%以下であること、2.消費者庁の「食品表示基準」で定める特定原材料及び特定原材料に準ずるもの27品目のうち1品目以上を使用せずに製造等した食品であること、3.「日本介護食品協議会のユニバーサルデザインフードロゴマーク」「消費者庁のえん下困難者用食品に係る特別用途食品」「農林水産省のスマイルケア食の黄マーク」のいずれかの表示が認められていること、4.高齢者、小児等の水分・電解質の補給をサポートするものであり、一定の基準に当てはまること、の4項目を対象に審査し、認証を行うことで災害時の健康被害を低減するための備蓄の推進、災害発生後の迅速な被災地支援を促進するとともに、災害食の開発に取り組む企業を応援することを目的としている。
今回同認証を受けたのは、適度な粘りと粒度を保持しつつ舌でつぶせるやわらかさで、温めなくても食べられるため、災害発生時には水や熱源がなくても対応可能な「200g ふっくらおかゆ」と「150gふっくら梅がゆ」「200gふっくら梅がゆ」(性状・形状調整)、新潟大学医歯学総合病院小児科との共同で小児用に開発された、栄養・水分・電解質の補給をサポートするお腹にやさしい塩味の「100g イオンバランスおかゆ」(水分・電解質補給サポート)の4商品。
いずれも発売中商品。認証期間は2年間となっている。