王将「富士通の入退室管理システム」導入

      執筆者:編集部

王将フードサービスは食の安全への取り組みを強化するため、富士通の入退室管理システム「SGシリーズ」を同社の久御山工場に導入した。同社は富士通社製の高精度で本人を確認する手のひら静脈認証装置を採用し、工場への不審者の侵入を防止、事故発生時の原因特定を行える仕組みを構築した。「SGシリーズ」は富士通の手のひら静脈認証技術によるセキュリティを採用した入退室管理システム。鍵やカードなどによる管理では紛失した場合に、他人の不正使用を防ぐことが困難。手のひらは静脈の本数が多く、複雑で他の生体情報に比べて個人を認識する情報量が豊富なため偽造やなりすましを防ぐことができる。そこで、同社の餃子を生産する久御山工場の入退室システムとして、「SGシリーズ」を工場のエリアごとに12箇所に設置。既存の画像監視システムとあわせて、工場の各エリアに入退室を厳格に管理している。今回のシステムを、九州工場をはじめ他工場に展開する予定。