<コンビニ創業戦記「鈴木貞夫・言行録」>(第44回)

      2020/01/21  

第5章・ソフトブレーン・フィールド時代(その22回)

「朝令スピーチ事例集」(その21)

――2019・9・25ーー

全国の皆さん、お早うございます。1か月ぶりに、心のハイタッチを送ります。

9月は関東大震災に因み「災害の月ですが、今年も、台風に連続して襲われ、特に千葉房総半島では、事前に詳しく予報されていながら、想定外の大きな被害を受けました。

皆さんには、実家や知人などに被害はありませんでしたか。

今、世界の至るところで、地球温暖化による気象災害が頻発しており、全く他人事ではありません。

時あたかも、この23日(月)NYの国連本部で、各国首脳及び閣僚による「国連気候行動サミツト」が開催されました。

席上、スウエーデンの女子高校生・グレタ・トウイーンベルさん(16歳)が演説し、各国首脳と大企業に対し、「気候変動対策の強化」を、涙ながらに強く訴えました。

『異常気象によって、人々は困窮し、生態系は壊れている。なのに、あなた方大人たちは、お金と永遠の経済成長という「おとぎ話」を語っている。

よくもそんなことができますね。未来を生きる若者を馬鹿にするな!』との激しい言葉です。

グレタさんは、昨年夏、15歳の時から、毎週金曜日に学校を休んで、「気候変動への抜本的対策の必要性」を

国会前で訴える活動を一人で始めました。

これが「未来のための金曜日運動」として、若者たちの共感を呼び、世界的に広がりました。この9月20日(金)にも、世界150か国で、約400万人に上る人々が「世界一斉金曜日デモ」として、約400万人に上る人々が参加しました。

今朝の新聞によると、今回の気候行動サミツトで、世界の77か国が、「2050年までに、温暖化ガス・CO2排出量をゼロにする」との目標を提出した」と報じていました。

残念ながら日本を含むアメリカなどの先進国は、いまだに明確な意思表示をしていないとのことです。

むしろ日本は、温暖化対策に後ろ向きな国として、非難されているほどです。

気候変動対策など地球規模の課題の解決には、国を超えた国際的協力が欠かせないことに今、若者たちが気付き、声を上げ始めています。

政治家、官僚、そして企業経営者は言うに及ばず、私たち一般市民も、グレタさんに学んで、それぞれの立場で、日々の暮らしの中で、地球市民の意識、国際協調の土壌を育てる意識を持ちたいと思います。

終わりに巨人が久しぶりのリーグ優勝を果たしました。これから日本一がありますね。

今日の発句は

『台風の 残していきし アカネ雲』

--2019・10.29---

全国の皆さん、お早うございます。心のハイタツチを送ります。

今月は「即位の礼」やラグビー・ワールドカップなどの明るいニュースもありましたが、

反面、令和の心にそぐわない台風豪雨災害が連発して、各地に甚大な被害を残しています。

災害は、いつどこで起こるかわからず、他人事ではありません。

そこで今日は、気候変動対策を急ぐ世界の動きについて、新聞情報を基に紹介いたします。

前回、お話しした16歳のスエーデンの女子高校生・グレタさんの活動に対して、この9月には1万人を超える世界の科学者たちが、

相次いで支援する声明を発表しました。

それが地方自治体を動かし、芸術団体や医師会、病院、更に企業などの組織にも及び、今や国家、そして国連をも動かす流れが起きているといいます。

その具体的な動きとして、今世界で注目されているのが「CED」です。

「CED」とは、「気候非常事態宣言」(Climate Emergency Declaration)のことです。

【気候変動を、緊急に対応すべき地球の危機と位置付け、温室効果ガス排出実質ゼロ(ゼロカーボン)を目指して、社会を動員して危機に対処しようと行動を促す宣言】です。

英国では、408自治体の内、すでに322自治体が「CED」を議決。

世界では、ロンドン、パリ、シドニー、ニューヨーク、アムステルダムなど大都市が名を連ねて「ゼロカーボン」を目指しています。

特にニューヨークは、今年、「CED」宣言と同時に、「気候変動対策の行動計画」を制定し、NYのビルからのCO2ガス排出の徹底的抑制に乗り出しました。

またロスアンゼルスでは、世界で初めて「CED担当部署」を設置し、活動を始めました。

英、アイルランド、ポルトガル、カナダ、フランスなどは、国会で既に「CED」を採択。

米国ではトランプ大統領の「気候変動はフェイクニュース」としてパリ協定から脱退しましたが、議会では、民主党が「CED」議決案を提出しています。

それに対して日本は、9月に、長崎県壱岐市が、初めて「CED」を議決、世界に大きく出遅れています。

また世界の金融機関も、「気候非常事態ファンド」を創設して、「CED」に取り組む企業への資金を支援する動きを始めているといいます。

このように、地球規模の破滅的な気候変動を止めるために、世界は力と知恵を合わせて、

化石燃料からの完全な脱却(ゼロカーボン)という革命レベルの社会変革が始まっています。

日本も政府、地方自治体そして各企業、民間団体も、この動きを急ぐべきだと思います。

個人としても、企業としても、それぞれに自分の問題として、日々考え抜きたいと思います。

さあ!令和元年も後二月、お互いに志高く、ワンチームで、最後まで戦い抜きましょう!

今日の発句は

『雨止みて 虹かかりけり 即位礼』

『即位礼 白化粧する 富嶽かな』        

                 以上

鈴木貞夫年譜2019年第3四半期」②

『9月』

   3日・役員MT

     ・経営会議

  5日・第159回SCゴルフ会(千葉cc川間C)

  10日・役員MT

    ・フードボイス会(学士会館)

  13日・取締役会

    ・監査役会

  18日・役員MT

  25日・部門長会議

     ・リスクコンプライアンス委員会

『10月』

   1日・役員MT

     ・経営会議

   2日・一橋31年会(如水会館)

   8日・役員MT

     ・経営会議

     ・フードボイス会(学士会館)

  16日・役員MT

    ・経営会議

          ・三優監査法人面談

 19日・第16回SC同窓会(吉池)

 

  23日・役員MT

    ・経営会議

    ・一橋藻友会(如水会館)

  29日・部門長会

    ・経営会議

  31日・第3四半期業績報告会                                以上

 

ーー以下次号「鈴木貞夫言行録」第45回に続くーー

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