伊藤忠食品「猛暑や情報機能強化で中間3,8%増収」
執筆者:編集部
伊藤忠食品(岡本均社長)は2026年3月期中間決算を発表した。それによると売上高3657億6400万円(前年比3,8%増)、営業利益58億5700万円(同17,9%増)、経常利益68億4100万円(同△2,7%)、中間期利益51億5200万円(同△0.1%)となった。岡本社長は「スーパーマーケット、CVSなど小売業の取引拡大や猛暑の影響でノンアルコールなどが伸びた。また、外食関係の売り上げも伸びている。一方、ビール、ギフトは減収となったものの最終的には増収となった」と述べた。アサヒビールのサイバー攻撃による影響については今のところ把握できていない状況、述べるにとどまった。卸としての機能強化については情報の強化を徹底したい。同社が力を投入しているデジタルサイネージは約1万9000台(スーパー1万4000台、ドラッグストア5000台)に達した。冬眠、チルド売り上げは152億円、構成比4%と拡大を続けている。通期予想は7200億円(同2,9%増)、営業利益97億円(同14.0%増)、経常利益114億円(同1.0%増)。