天下一品「高校生がパッケージデザインした商品」販売
執筆者:motoe
京都北白川発祥、鶏がらと野菜などをじっくり炊きだして作られたこってりスープが人気の中華そば専門チェーン「天下一品」(本社:滋賀県大津市、グループ全体199店舗<2025年11月19日時点>は、京都府立京都すばる高等学校 情報科学科3年生との産学連携企画として、11月15日に開催された対面販売イベント「京都すばるデパート」で、みんなで考案したデザインのパッケージの「天下一品 家麺」、「こってり杏仁」を販売した。「家麺」は、従来のパッケージデザインをモチーフとしつつ、高校生らしい独特なキャッチコピーとコラボレーションを強調したユニークなデザイン。愛称の「yeah麺」には、食べた人に笑顔になってほしいという想いが込めらたという。また、「こってり杏仁」は、天下一品の代名詞である「こってりラーメン」をモチーフにしながら、デザートとしての可愛らしさを表現した、ギャップのあるパッケージデザインが完成した。今回のコラボレーションは、京都すばる高校 情報科学科3年生の学生と共に、未来のクリエイターを育成し、実践的なビジネスを学べる場を創出することを目的に実現。これは、天下一品が「自分のアイデアが形になり、お客様に手に取ってもらう楽しさを感じてもらいたい」という想いによるものという。学生たちは、商品のパッケージデザイン制作から、販売戦略(対面・オンライン・メタバース)の企画立案、そして販売実践までの一連のプロセスに挑戦。この取り組みを通じて、地域の未来を担う高校生に、デザイン力と即戦力となるビジネス感覚を養う実践的な教育プログラムが提供された。