フジッコ「藻活プロジェクト」始動

フジッコは伊那食品工業、クロレラ工業、SARABiO温泉微生物研究所、サン・クロレラ、壮関、ニコニコのり、ピエトロ、丸井グループ、ユーグレナ、ラムラの計11社と連携し、藻類の魅力を発信する「藻活プロジェクト」を開始した。日本で古くから親しまれてきた海藻や微細藻類は食物繊維やミネラル、必須アミノ酸に富み、生活習慣病予防や健康維持に役立つ食材として再評価が進む。生産効率の高さやブルーカーボンとしての環境価値も注目されており、同プロジェクトでは藻類の健康・環境両面の可能性を広く伝える狙いだ。発表会では各社代表が藻類の多様性や利用価値を紹介したほか、石原新菜医師が摂取タイミングや健康効果を高めるポイントを解説した。さらに参画企業監修の藻類レシピを披露し、日常の食卓に取り入れやすい活用法を提案した。今後は情報サイト「藻活.jp」での知識発信に加え、藻類を使った商品の目印となる「藻活マーク」の展開、レストランでの藻活メニューや小売店キャンペーンなど、多方面で藻類需要の拡大を図る。　※藻活®は株式会社ユーグレナの登録商標