パルシステム「北海道十勝食料自給推進協議会」設立
執筆者:編集部
パルシステムは、地域で生産される資源を有効に活用することで地域を活性化させ、食料自給率向上へつなげることを目的とした「北海道十勝食料自給推進協議会」を設立する。農業、畜産業、食品加工業、流通業の各分野が連携することで、産地で生産される農産品の加工商品開発や、食品副産物の有効利用など資源循環型農業の構築などをめざす。パルシステムではこれまでも、日本の食料自給率向上をめざし、生産分野・消費分野においてさまざまな取り組みを進めてきた。これらの取り組みをさらに具体化し、拡大させていくため、「食料自給産地モデル」として、社会に提示する方針を打ち出していく。協議会では当面、パルシステムの産直産地である音更町農業協同組合(JAおとふけ)と地元行政の音更町が参加し、国内有数の穀倉地帯である北海道十勝地域で生産される農作物を原料とした商品化を進めることで、農商工連携モデルの創出をめざしていく。調印式・設立総会は12月8日、音更町ふれあい交流館(北海道河東郡音更町希望が丘3番地)にて行われる予定。