商品特長 丸ごと1本のバナナとクリームをふんわりとしたスポンジ生地で包み込んだ、愛らしいフォルムの「バナナオムレット」を炭酸飲料にした商品。 封を開けると香り立つ完熟したバナナの甘い香り。やさしく弾け…
江戸料理の「芝浜」の店主海原さんから、愛知の懐石処「末木」に行きませんかとお誘いがありました。海原さんは料理研究に熱心で、よく名店巡りをやっておられ、今回は三代目の松岡昌平氏が上梓された『料理屋の「弁当と仕出し」』を拝読してから、ずっと行きたかったとのことでした。
他の同行者も食、和食の専門家ばかりです。お誘いされた海原さんの他、江戸料理研究家の福田先生と、豆腐マイスター協会の森村理事と、小生と、もうお一人予定されていたのですが、どうしても都合がわるくなって、今日は4名の食の遠足会となりました。
先ずは、新幹線で名古屋駅へ、そこから在来線に乗り換えて一宮駅で下車。
一宮市の名前は、尾張地方を治めた尾張氏の祖神・天火明命を祭神とする尾張国一之宮の真清田神社に由来します。
私が、当地を訪れたのは15年ぶりでした。妙興寺蕎麦の「長浦」初代り伊藤徳義先生が教師をされていたころに「寺方蕎麦文書」を発見された妙興寺を、私見一目と訪れて以来です。妙興寺もまた足利将軍に縁の深い古刹ですが、 その訪問を機に、私が日本蕎麦史(寺方蕎麦+江戸蕎麦)の道を歩み始めた記念の地です。
目指す「末木」は、駅を挟んで妙興寺と反対側に在ります。生憎の小雨の中をタクシーに乗って、10分ぐらい着きました。

お店の玄関は大名屋敷か寺社か、と思えるような貫禄のある構えです。そしてもっと驚いたのはお店の建物が田んぼを囲むようにして建っていることです。全体で敷地千坪と聞いていましたが、その建物をぐるりと回って部屋に案内されますと、水を湛えた田んぼに二羽の合鴨が泳いでいるのがいい景色になっています。先ほど「生憎の雨」と言いましたが、とんでもありません。水田に落ちる雨粒で小さな水紋が描かれた景観は日本画のようです。むしろ小雨でよかったと皆さん、感動されるのでした。
