📅 2026/06/13 執筆者:編集部

高瀬物産「2025年度決算増収減益 高瀬社長語る」


業務用卸高瀬物産高瀬知康社長は6月9日、「TAKASE FOODSERVICE EXPO 2026」会場で65期業績と66期事業方針について記者会見を行い、概ね次の通り発表した。65期業績については売上高1108億円(前年比103,2%)、営業利益55億円の増収減益となった。コロナ以降、外食産業は厳しい状況が続いている中、「過去最高の売上高を達成した」、利益面では人件費や設備投資などが重なり減益と述べた。増収の要因は得意先などの課題解決に向け、徹底的なサービスを実施したことなどがあげられる。また、国内旅館、ホテル業態には差別化商品の提供や新規メニュー提案で差別化を推進した、営業利益については原材料、燃料費などの高騰、65周年記念イベント経費、人件費の改定などで減益となった。トータルではほぼ計画通りの着地となった。事業活動としては物流、倉庫、オフィスなどの法令順守の徹底と業務の効率化に取り組み、なかでも事故の未然防止対策には最優先で取り組んだ。商品別にはオリジナル商品の強化に取り組んだ結果、食品105,0%、酒類112、2%と大幅に伸長した。66期事業方針については「もっとヒューマンカンパニィーへ」をテーマに「繋がりで笑顔に~社内外の繋がりをもっと広げ、具体的な行動で成長を~」をスローガンにした。次年度売上予算は1178億円(前年比106,3%)、営業利益55億円を目指す。業界の動向についてはインパウンド需要、原料高騰の影響は続くものと思われる一方、生活者の節約志向が強まると予想される。また、外食業界では慢性的な採用難が続いており、外国人を含め、人材確保が最大の課題となる。経営基盤強化については新基幹システムの導入(10稼働予定)、社内業務のDX化。拠点では秋田支店、柏支店、西東京支店、軽井沢支店の移転計予定。