イオン「第2四半期連結決算」

      執筆者:編集部2

イオン㈱は、第2四半期連結決算(平成22年3月~同年8月)を発表した。それによると売上高2兆5051億2100万円(前年比0.9%減)、営業利益621億7500万円(同75.2%増)、経常利益675億7200万円(同110.7%増)、四半期純利益336億2800万円となった。主力のGMS(総合スーパー)事業を中心に、販売費及び一般管理費の見直し強化、商品の共同調達や自社物流をはじめとするグループインフラの活用、在庫コントロールなどによる荒利益率の向上の取り組んだ結果。主な内訳は、GMS事業における売上高は1兆4148億4600万円(前年比1.8%増)・営業利益54億400万万円(同148億400万円増)、SM(スーパー)事業における売上高は5195億7400万円(同5.1%減)・営業利益65億1500万円(同14億6300万円増)、ミニストップといったCVS(コンビニエンスストア)事業における売上高は57億5410万円(同3.3%減増)・営業利益43億9900万円(同19億円増)。今年8月末時点での店舗数は、GMSは596店舗(前年比5店舗減)、SMは1278店舗(同11店舗増)、CVSは3681店舗(同167店舗増)。また、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」は、新ジャンルビール「トップバリュ バーリアル」が今年6月23日の販売から約10週間で3000万缶売上など、品揃えや価格の見直しによる競争力強化に務めた結果、売上高は2150億円(前年比101.2%増)となった。