お茶があるライフスタイル(29) インド・ダージリンティの魅力 その3香りと味わい
執筆者:編集部2
2,000メートル級の高山で栽培され、ダージリンならではの霧がたちこむ自然環境の中、丹念こめて丁寧につくられたダージリンティ。
ダージリンティの特徴である香り、水色、味わいをしっかりといただくためには、淹れ方にも少しこだわってみると楽しいものです。とはいっても、難しいことは何一つありません。強いて言えば、お湯の温度と蒸らす時間でしょうか。
今回は、一般的なダージリンティ(セカンドフラッシュ・オータムナル)の淹れ方です。
(実際は、茶葉の量と蒸らし時間は茶葉の等級によって異なるので注意が必要ですが・・・。)
<セカンドフラッシュ・オータムナル>ダージリンティ4g(ティースプーン2杯
○ストーレートの場合
1.たっぷりの水をしっかり沸かします。
2.事前に温めておいたポットに茶葉をいれます。
3.熱湯をポットに注ぎます。その際に、勢いよくいれます。
4.ポットにふたをして、蒸らします。できればティーコージーをポットにかぶせてもOK。
5.蒸らした後、ポットのふたをとり、茶葉の沈み具合、香りを確認し、軽くスプーンでかき混ぜます。
6.茶漉しを活用し、紅茶をカップへ注ぎます。
○ミルクティーの場合
ミルクは、低温殺菌牛乳がよいとされています。相性がとてもよく、まろやかな味わいです。
1.お鍋に水をいれ沸かします。
2.熱湯に茶葉をいれ、再度沸騰したら火をとめます。
3.ふたをし、茶葉を蒸らします。
4.蒸らし終わったら、ミルクを回しいれ、加熱します。
5.はじめは強火で、鍋肌に細かい泡がでてきたらとろ火にします。
6.温めておいたカップに茶漉しを通して注ぎます。